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2025-01-20
こんにちは。博多プライベート歯科ドクターの田中です。
今回は、審美歯科で使用されるジルコニアクラウンにおいて、
支台歯が変色している場合や金属支台の場合でも、
自然で美しい見た目を保つための技術についてご紹介します。
審美補綴では、支台歯の色が目標とする歯の色調に影響を与えることが課題となります。
特に、支台歯が変色している場合やモノリシックジルコニアの厚みが十分に確保できない場合は、
ジルコニアクラウンの内面に「オペーク」という特殊なコーティングを施す方法が効果的とされています。
オペーク処理により支台歯の色を遮蔽しながら、透明感と自然な色合いを保つことができます。
具体的な実験では、ジルコニアクラウンの厚みが0.7~0.9mm確保できる場合、
オペーク処理とオペーク色のレジンセメントを組み合わせることで、
支台歯の色が透けることなく自然な見た目が実現できることが確認されました。
一方で、厚みが0.3~0.5mmと薄い場合は、支台歯の色が透けてしまう可能性が高まることが分かっています。
当院では、このような技術を活用し、変色歯や金属支台歯であっても、
患者様一人ひとりに合わせた美しい仕上がりを提供しております。
審美性に優れたジルコニアクラウンをご希望の方は、ぜひ一度ご相談ください。
プロフェッショナルな視点で、最適な治療法をご提案させていただきます。