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2025-11-14
こんにちは。博多プライベート歯科ドクターの田中です。
審美歯科は患者様の口元の美しさを追求することを目的とする治療分野ですが、
単に見た目の改善だけを目的とするものではありません。
我々が重視しているのは、審美性だけではなく、いかにして歯の寿命を延ばすかという視点です。
これまで審美歯科における治療は、短期間での美しい仕上がりを優先するあまり、
歯質の過剰な削除が問題視されることもありました。
しかし、歯の健康を長期的に保つためには、できる限り歯を削らずに修復する技術が不可欠です。
そのため、博多プライベート歯科では審美性と機能性を両立させる治療を追求し、
患者様の歯の寿命を延ばすことを第一に考えています。
この10年、15年の間に、クラウンやブリッジといった補綴治療は大きな変革を遂げています。
特に、より歯質削除量を少なくする方向へと進化しており、その技術的支柱となっているのが接着技法です。
また、今後はオクルーザルベニア(テーブルトップ、オーバーレイ)といった、
さらに低侵襲な補綴装置が主流となるかもしれません。
現在、耐久性の高いジルコニアや審美性に優れたリチウムディシリケートなど、
接着技法を活かした材料の開発が進んでいます。
これらの素材を適切に活用することで、より長持ちし、
審美性と機能性を兼ね備えた補綴物を提供することが可能になります。
歯の延命を目指した審美治療を実現するためには、新たな材料や技術の導入が不可欠です。
今後も当院では機能性と耐久性を重視したアプローチを取り入れることで、
より多くの患者様にとって有益な治療を提供していきたいと考えています。
