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こんにちは。博多プライベート歯科のドクター田中です。
矯正治療において、治療計画の一貫性と予測性は極めて重要です。
その中で、レベルアンカレッジシステムは、理想的な治療結果を
達成するために診断と治療手順を融合させた矯正治療システムとして知られています。
1979年にDr. RootとDr. Sagehornによって開発されたこのシステムは、
矯正装置の設計と、個々の歯の移動という矯正治療における最も難しい課題を体系化した点に大きな特徴があります。
このシステムにより、個々の歯の動きを予測しやすくなり、
治療開始前に結果を見据えた治療計画を立てることが可能になりました。
このシステムは、以下の3つの要素を軸に構築されています。
機能(Function):正しい顎の運動を促し、機能的な咬合を実現
安定(Stability):治療結果の長期的な安定性を確保
審美(Esthetics):調和のとれた美しい笑顔を獲得
博多プライベート歯科でも、治療開始前に患者様ごとの具体的かつ現実的な治療目標を設定し、
それを達成するための詳細な治療手順を決定します。
この明確な計画により、一貫性のある矯正治療を実施でき、より高精度な治療結果が期待できるのです。
矯正治療は長期にわたる治療だからこそ、計画の精度が治療の成功を大きく左右します。
レベルアンカレッジシステムのような体系的なアプローチを活用することで、
機能性・安定性・審美性のすべてを考慮した治療が可能になります。
当院では、患者様一人ひとりに最適な治療計画を立案し、
理想的な噛み合わせと美しい口元を実現するために努めております。
矯正治療をお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。

こんにちは。博多プライベート歯科ドクターの田中です。
骨の構造や代謝は部位によって異なり、矯正治療においても顎骨の特性を理解することが重要です。
特に、顎骨は長管骨と比較してコラーゲンの構造に特徴があり、
それが歯の移動に影響を与える要因の一つとなります。
顎骨は長管骨に比べてコラーゲンの占める割合が高く、線維の架橋も未熟型が優勢です。
このことは、ターンオーバーの速さを示唆するとともに、組織の柔軟性にも関与していると考えられます。
実際に、長管骨に比べて顎骨の骨代謝は速いことが報告されており、
例えばイヌを用いた研究では、大腿骨と比較して下顎骨のターンオーバーが約6倍、
上顎骨でも3倍速いとされています。
この高い骨代謝は、矯正治療における歯の移動速度にも影響を与えると考えられます。
骨のリモデリングが速い環境では、歯の移動も比較的スムーズに進む可能性があります。
一方で、ターンオーバーの速さは骨の脆弱性とも関係するため、
過度な負荷が加わると骨の吸収やリカバリーの問題が生じるリスクもあり、
慎重な力のコントロールが求められます。
また、咀嚼や発話などの日常的な機能的負荷も、顎骨の特性に影響を与える要素です。
特に下顎骨は、歩行時の大腿骨にかかる負荷の2倍の力が加わるとされており、
このような機械的刺激が骨代謝を調整する一因となっている可能性があります。
矯正治療においては、これらの骨の特性を考慮し、適切な力の加え方を工夫することが重要です。
今後、顎骨のコラーゲン構造と矯正治療の予測性や治療計画との関連について、
さらなる研究の進展が期待されます。

こんにちは。博多プライベート歯科ドクターの田中です。
歯列矯正をご希望になる理由は患者様によって様々ですが、
「ガミースマイルを治したい」というご相談をいただくことがよくあります。
ガミースマイルとは笑った時に前歯部の歯肉が過度に露出してしまう状態です。
ガミースマイルになってしまう要因は様々で、その要因を突き止めて治療することによって改善が見込めます。
今回はガミースマイルの要因についてご紹介します。
まず大きく分けて、 口唇や歯肉といった軟組織が要因となる場合と
歯や骨などの硬組織が要因となる場合に分けられます。
軟組織が要因となる場合
・上唇の過挙上:笑うと鼻下点から上口唇下縁までの距離が極端に短くなってしまう。
・上唇が薄い:笑った時の挙上量が通常と変わらなくても、唇が薄い分歯肉が露出する。
・歯肉増殖症および歯肉肥大:炎症性の増殖、薬物誘発性肥大、全身性の疾患または状態に関連する拡大によって歯肉が増殖する。
軟組織が要因となる場合
・上顎骨の垂直性の過成長:上顎骨が垂直方向に長い。
・上顎骨の水平的な過前突:上顎前歯が唇側に位置していることで、上唇が前上方に挙上され歯肉が露出する。
・上顎前歯の過萌出:上顎前歯が咬合平面より高位に位置している。
・上顎前歯の叢生:上顎側切歯が舌側転位している場合、唇側歯肉の露出量が増しガミースマイルになる。
・ 上顎前歯の萌出障害:通常、歯は対合歯と接触するまで萌出するが、受動的萌出遅延が起こった場合、歯冠長が短くなりガミースマイルとなることがある。
・ 上顎前歯の咬耗による対処性の挺出:上顎前歯が咬耗によって削られ挺出すると、歯肉が同時に切端側に移動する。それに伴い歯肉の露出量が増えガミースマイルとなることがある。
このように、ガミースマイルの発生要因は多岐にわたり、適切な診断を行うことが治療の第一歩となります。
一般的に、ガミースマイルの治療は前歯の圧下による修正が想起されますが、
実際には診断に基づいた適切な歯の移動が求められます。
圧下を行う際には、極めて弱い力を用いることが不可欠であり、
歯髄充血や歯根吸収といったリスクを考慮しながら慎重に進める必要があります。

12/27(土)~1/5(月)は休診日とさせていただきます。
休業期間中も通常通り新規のご予約、ご相談を受け付けております。
メールお問い合わせ・ご予約:24時間受付中
※休診期間にいただいた新規以外のお問合せ・ご相談につきましては、1/6(火)より順次対応させていただきます。
ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。
こんにちは。博多プライベート歯科ドクターの田中です。
舌側矯正は表側の矯正よりも難しく、技術が必要な治療であると聞いたことがありますか?
舌側矯正は、歯の裏側に装置を装着するため、ブラケットの接着や撤去が難しく、
治療操作が複雑になりやすいという特徴があります。そのため、正確なブラケットの位置決めや、
確実な接着方法の工夫が求められます。
以前参加したセミナーでは、難しいとされる接着方法および撤去方法について詳しく学びました。
舌側矯正では、ブラケットの位置を正確に決めるためにインダイレクトボンディングが欠かせません。
スーパーボンドを専用のマイクロシリンジで塗布する技術により、
従来よりも接着操作が簡単かつ正確になり、治療の精度が向上することが期待できます。
特に、接着後のブラケットのズレを防げる点は大きなメリットです。
治療が終了した際、装置を外す工程も重要です。
舌側矯正では、歯の裏側に装置があるため、通常の方法では撤去が難しい場合があります。
そこで、超音波装置を活用することで、より安全かつ短時間で
痛みを抑えながらブラケットを撤去できる技術が確立されました。
特に治療後すぐの歯は動揺しやすいため、患者様への負担が少ないこの方法は非常に有効だと感じました。
今後は、スーパーボンドの硬化時間がさらに短縮され、
光重合型の接着材のように扱いやすくなることが期待されています。
舌側矯正は高度な技術が求められますが、こうした最新の技術を取り入れることで、
より快適で精度の高い治療が可能になります。
当院では舌側矯正にも対応しておりますので、裏側矯正をご希望の方はぜひご相談ください。

こんにちは。博多プライベート歯科ドクターの田中です。
リンガル矯正(舌側矯正・裏側矯正)では、舌側の歯の形態が複雑で個人差も大きいため、
ブラケットの位置決めにはセットアップモデルを用いたインダイレクトボンディング法が一般的です。
しかし、従来のアナログセットアップは、手間や時間がかかるうえに
技工士の技術によるばらつきが生じることが課題とされてきました。
そこでデジタルとアナログの利点を融合させた「ハーフデジタルセットアップ」が注目されています。
先日ハーフデジタルセットアップについて学ぶ機会がありましたので、院内で共有いたしました。
近年、デジタル技術を活用したセットアップが進化し、オーラルスキャナーで取得したデータをもとに、
デジタル環境でセットアップモデルを作製するシステムが確立されています。
これにより、ネット環境があれば即座にデータの確認・修正が可能となり、
より効率的な矯正計画が立てられるようになりました。
一方で、アナログセットアップの利点としては、その場での微調整や咬合状態の直接確認が挙げられます。
デジタルとアナログの利点を融合させた「ハーフデジタルセットアップ」という方法では、
デジタル上で歯列を排列し、それをマニュアルセットアップへと正確に移行させることが重要になります。
現在、3Dプリントした模型に基準となるマークを施し、
それをもとにアナログ作業へと移行する工程が確立されています。
この手法により、デジタルセットアップの対称性の向上や作業の効率化が図れるほか、
技工士の技術差による影響も軽減されました。
最終的な調整は、経験豊富な技工士や矯正医が行うことで精度を高めますが、
アナログセットアップと比較して作業時間は大幅に短縮されています。
フルデジタルほど単純ではありませんが、アナログと比べて効率が向上し、
より精度の高いセットアップが可能になる手法として、今後の発展が期待されます。

こんにちは。博多プライベート歯科のドクター田中です。
今回は、前回お話しした論文の内容についてご紹介いたします。
噛むと顎に痛みを感じるほど重度の顎関節症を抱える患者8名を対象に、
スタビライゼーションスプリント(以下SS)を使用した治療を2週間実施し、その経過を観察しました。
この研究により、咀嚼筋痛障害を有する患者において、SS療法が筋肉の痛みを緩和し、
防御的な筋スプリンティング(筋肉の過度な緊張)を軽減することで、
下顎の可動域が拡大することが確認されました。
また、これに伴い、咬合接触状態にも変化が見られる傾向が示されました。
以上の結果から、咀嚼筋痛障害を持つ患者では、発症時に顎の運動制限が生じ、
咬合状態にも変化が起こる可能性があることが示唆されます。
そのため、咬合採得(噛み合わせの記録)や咬合調整を行う際には、
患者様の咀嚼筋に痛みがあるかどうかを十分に考慮する必要があるといえます。
当院では、咬合の適正化を目的とした矯正治療 を通じて、
顎関節への過度な負担を軽減し、顎関節症の発症リスクを低減することを目指しております。
不正咬合による咀嚼時の負担や、不均衡な咬合接触がもたらす顎関節へのストレスは、
長期的に顎機能の異常を引き起こし、顎関節症の原因となることが知られています。
当院では、患者様一人ひとりの顎関節の状態を精査し、
咬合のバランスを考慮した矯正計画を立案することで、審美性の向上だけでなく、
機能的な観点からも健康的な口腔環境を構築することを重視しております。
矯正治療を適切な時期に行うことで、将来的な顎関節症のリスクを軽減し、
快適な咀嚼機能の維持につながる ため、噛み合わせや顎の違和感でお悩みの方は
ぜひ当院までご相談ください。

こんにちは。博多プライベート歯科のドクター田中です。
歯並びの問題は、見た目だけでなく様々な健康被害を引き起こします。
その一つには不正咬合による「顎関節症]があります。
顎関節症は、咀嚼時の痛みや顎の開閉障害、
関節雑音(カクカク音やジャリジャリ音)などを引き起こす疾患であり、
生活の質を大きく低下させることがあります。
特に、重度の顎関節症では、関節の変形や筋肉の過緊張が進行し、
慢性的な痛みや開口障害が長期化することも少なくありません。
そのような症例に対して、有効な治療法の一つとして スプリント療法が挙げられます。
スプリントとは、上下の噛み合わせを調整するための装置であり、
主に透明なレジン(樹脂)で作製されます。
主な目的は、関節や咀嚼筋への負担を軽減し、顎関節の安定を促すことです。
全歯接触型スプリントは「スタビライゼーションスプリント」や
「スタビライゼーションマウスピース」と呼ばれます。
先日の院内勉強会では、スタビライゼーションスプリント治療を2週間経過観察をし
顎関節の変化についてまとめた論文を院内で共有いたしました。
次回の記事では論文の内容についてもご紹介いたします。

こんにちは。博多プライベート歯科のドクター田中です。
現在2024年より53年前の1971年に発行された日本歯周病学会会誌に
「矯正装置が誘発したと思われる歯周病の一症例について」という症例が紹介されていました。
当時30歳の患者様は10代の頃に歯列矯正治療を受け、
上下左右の6番の動揺が大きくなったことで歯科医院を受信しました。
レントゲンでは著しい骨吸収が見られ、この原因は矯正用バンド装着による負担過重性吸収であると結論付けられました。
連続インレーの永久固定装置を装着し、歯槽骨の回復を期待するというところで記事は終わっています。
現代の矯正治療は、50年前とは比べものにならないほど進化しています。
当時は装置の大きさや形状から清掃が難しく、歯周病や骨吸収のリスクが高まるケースも少なくありませんでした。
一方、現在では技術革新が進み、矯正装置の選択肢が格段に広がっています。
例えば、目立ちにくいセラミックブラケットや、
取り外し可能なマウスピース矯正(インビザラインなど)が登場し、審美性や利便性が大幅に向上しました。
マウスピース矯正は装置自体が薄く、歯磨きや口腔ケアがしやすいため、
歯周病リスクを最小限に抑えながら治療を進めることができます。
さらに、デジタル技術を活用した治療計画の立案も可能です。
口腔内スキャナーや3Dシミュレーションを用いることで、歯の動きを精密に予測し、患者様にとって負担の少ない治療が実現しています。
もちろん、どれだけ技術が進んでも適切な口腔ケアと定期的な管理が不可欠です。
矯正治療中は、歯並びの改善とともに歯周病の予防にも意識を向け、トラブルなく治療を完了することが大切です。
時代とともに矯正治療はより安全で快適なものへと進化しています。
歯並びや噛み合わせに悩みがある方は、ぜひ現代の治療法を知っていただき、歯科医師と相談しながら適切な方法を選んでいただければと思います。

8/13(水)~8/15(金)は休診日とさせていただきます。
休業期間中も通常通り新規のご予約、ご相談を受け付けております。
※休診期間にいただいた新規以外のお問合せ・ご相談につきましては、8/19(火)より順次対応させていただきます。
ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。
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