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過蓋咬合とは その原因や治療方法・症例のご紹介

過蓋咬合とは

過蓋咬合とは

標準より深すぎる状態の噛み合わせを過蓋咬合(かがいこうごう)と言います。ディープバイトとも呼ばれています。
自分の噛み合わせが深いかどうかは気づきにくいでしょうが、下の前歯が上の前歯で大きく隠れてしまっていないかどうかなどで判断します。
標準では、噛み合わせたときの下の前歯は、4分の1~3分の1ほどが上の前歯に隠れるとされています。過蓋咬合の方は、噛み合わせると下の前歯が上の前歯に完全に隠れるか、ほとんど隠れてしまいます。
噛み合わせが深いだけというとそんなに大きな問題はないように感じられるかもしれませんが、実は様々な不調を引き起こす可能性の高い、危険な歯並びです。

過蓋咬合の原因

過蓋咬合の原因には骨格の遺伝的なものと、強い食いしばりや頬杖を付く癖、奥歯を失ったまま放置することなどによる後天的な原因が考えられます。
後者の場合は、まず癖を治したり、奥歯を治療したりする必要があります。マウスピースを作り、歯ぎしりの対策を行うことも効果的です。
また、幼少期に上顎が過成長になった場合、上の前歯が大きくなりすぎて過蓋咬合の原因となることもあります。

過蓋咬合の症例集

▼ビフォー(矯正前)

▼アフター(矯正後)

▼ビフォー(矯正前)

▼アフター(矯正後)

施 術 名    │矯正治療
料   金    │55万円~65万円(治療費は器具の材質などによって異なります)
考えられるリスク │治療後は正しく歯を磨く必要があります。清掃が不十分だと虫歯になったり歯周病を発症してしまいます。定期検診を受診してください。

前歯が歯茎に当たるほどの過蓋咬合で、奥歯に大きな負担がかかっていました。
このままでは様々な問題が起こってしまうことなどもお話しし、矯正治療を行いました。
治療後はとっても美しい歯並びになりました。

ビフォー(矯正前

▼仮歯

アフター(矯正後

上の歯の深すぎる噛みこみ(過蓋咬合)や、前歯の歯の歪みを気にされていました。
奥歯の噛み合わせを治しつつ、上の前歯の歯の色や形態を修正して、上下の歯並びをバランスよく改善していきました。

ビフォー(矯正前

▼仮歯

アフター(矯正後

上の前歯の噛みこみが深いため、上の前歯が出っ歯になっていました。
さらに突き上げられることにより、上の前歯の歯間が開き、スキッ歯になっていました。
治療では噛み合わせの歪みを修正して、過蓋咬合を改善しました。歯の隙間もなくなり、顔の歪みも治りました。

ビフォー(矯正前

▼仮歯

アフター(矯正後

ディープバイトにより、下の前歯が見えず、上の前歯が突き出しており、出っ歯感も気にされていました。
改めて、奥歯の噛み合わせを改善しながら、セラミック矯正で治療していきました。
セラミッククラウンは歯の色の自然感を意識して、上下の歯並びをバランスよく修正しました。

▼ビフォー(矯正前)

▼アフター(矯正後)

過蓋咬合も気にしていらっしゃいましたが、保険の差し歯(前装冠)が劣化し、プラスチック部分の色が不自然になっていることも気になるとご来院いただきました。
また、前歯が少し前に出ていて、歯茎が見えやすいガミースマイル気味であることも気になるとのことでした。
セラミック矯正治療を行い、セラミッククラウンの色を全体の歯に合わせた自然な色に修正し、歯の形態や噛み合わせも改善しました。

施 術 名    │セラミック矯正治療
料   金    │1本32,000円~70,000円(治療費は材質や治療本数によって異なります)
考えられるリスク │治療後は正しく歯を磨く必要があります。清掃が不十分だと虫歯になったり歯周病を発症してしまいます。定期検診を受診してください。

矯正の方法は様々です

当院で行う歯並び治療は、一般的なワイヤー矯正だけではありません。
歯の裏側にワイヤーを通して人から見えないようにする方法や、透明で目立ちにくいマウスピース矯正など、患者様のご希望に合わせた治療方法を選んでいただけます。
矯正に時間や期間をかけられないという方には、セラミッククラウンで歯並びを改善するセラミック矯正治療がおすすめです。
わずか0.5日で仮歯まで入れられるハイスピードセラミック矯正では、治療当日に見た目の問題を解決することができると、たくさんの患者様からご好評いただいています。
様々な治療方法から、患者様に合わせたものをご提案・ご提供いたします。

最適な治療のタイミングについて

症状にもよりますが過蓋咬合の最適な治療のタイミングは、基本的には乳歯から永久歯に生え変わってしまってからが望ましいでしょう。
矯正治療はお子様が小さいときにするのが、歯を抜かずに治療が済み、予算も大人ほどかかりません。保護者の方は、お子様の歯を注意深く観察してください。
小学生くらいのお子様が過蓋咬合になっている疑いがある場合は、矯正専門医に是非ご相談ください。まだ成長途中の子供時代に矯正治療を始めることができれば、大人の矯正のように歯は抜かずに済む場合があり、治療期間も短縮できる可能性があります。
また、小児矯正には夜に着ける装置だけでの矯正治療も可能になることもあり、その場合は毎日10分程度、矯正装置を装着してしっかり咬むことで顎の成長促進が始まり、過蓋咬合が改善に向かってきます。

成人になって過蓋咬合の矯正治療を始めると、上の歯を抜いて、歯を並べ直すスペースを作ることが必須です(ケースによりますが下の歯も抜くことになるかもしれません)。
奥歯に隙間がある方や、ブリッジ治療をしたことがある患者様は抜歯をしなくてもよいかもしれません。

過蓋咬合を放置しておくとどうなる?

過蓋咬合を治療せずそのままにしておくと、食物を前歯で噛むのが難しく、消化器(胃腸)異常がでてきます。
その後、年齢とともに重度な胃腸障害を引き起こす原因になりかねません。

また、突き当たって大きな負担のかかった歯はグラグラと動揺してきます。動揺がひどくなると最悪の場合骨から抜け落ちてくたり、抜歯しなければならなくなってしまいます。

咬耗といって、強く突き当たる奥歯の表面がすり減ることも過蓋咬合の大きなデメリットの一つです。
軽い咬耗が起きた歯は、コンポジットレジンというプラスチックで修復する治療ができますが、ひどい咬耗になると歯の神経がむき出しになって知覚過敏の症状が表れたり、歯が割れてしまったりすることもあります。
こうなってしまったら、歯の神経を取ってしまうか、抜歯するしかなくなってしまう場合が多いです。

さらに過蓋咬合は歯や顎に大きな負担がかかるため、顎関節症や歯周病、激しいいびきや無呼吸症候群の原因にもなってしまいます。
顎関節症は、ひどくなると咀嚼に強い痛みを感じるようになり、食べ物を細かく咀嚼できないことで消化不良を起こし、胃や体全体の不調に繋がります。

今は痛みがないからと過蓋咬合は放置せず、将来のためにしっかりと治療を受けていただくことをおすすめしています。

治療の注意点、ポイント

噛み合わせが深すぎて下の前歯が上の前歯で見えなくなっていないか自覚することが大切です。
過蓋咬合は永久歯に生え変わった小学生までに治療するのがベストです。
過蓋咬合は歯を抜くケースが多く見られます。
歯並びによっては舌を噛んでしまうこともまれにございます。
放置すると奥歯が破折したり、位に不調をもたらしたりする可能性があります。

最後に

過蓋咬合は乱杭歯のように目に見えてガチャガチャな歯並びになっているわけではないので、歯並びに問題があるという自覚はしにくいかもしれませんが、顎や歯に大きな負担のかかってしまう悪い状態です。
自然に歯を噛み合せた状態を鏡で見てみて、上の前歯が下の前歯を隠してしまっている方は、歯列矯正治療をご検討ください。
カウンセリングは無料です。お気軽にお問い合わせください。

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    治療例 施 術 名    │セラミック矯正治療
    料   金    │1本32,000円~70,000円(治療費は材質や治療本数によって異なります)
    考えられるリスク │治療後は正しく歯を磨く必要があります。清掃が不十分だと虫歯になったり歯周病を発症してしまいます。定期検診を受診してください。

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