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2022-01-31
こんにちは。博多プライベート歯科ドクターの前田です。
先日、診療後にセラミック治療のトピックセミナーに参加しました。
「スキャニングによるセラミックインレーの作製方法」
「変色支台歯での勘所」
「審美補綴 欠損障害の改善方法」
についてお話をうかがいました。
まず、IOSという口腔内スキャナーでデジタルスキャンについてお話です。
今までは歯の被せ物を作る場合、歯の型取りのために、粘土のようなものを歯に押し当てていました。
その時に、粘土のような印象材が喉に流れてしまうと、患者様はとても不快な思いをしてしまうものでした。
一方でIOSは小さなカメラで歯を撮影するだけで簡単に歯型が取れます。そのため、患者様のご負担を減らすことができる便利なものとして注目されているんです。
しかし、IOSは新技術のため、今までの歯の型取りに比べても、メーカーによって、精度がいまいち…ということがあります。
楽に歯の型取りができても、しょっちゅう作り変えが必要になってしまうほど補綴物(被せものなど)のクオリティが下がるのであれば、意味がありません。
今後、先の技術革新に大いに期待がかかりますね。