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2026-01-15
こんにちは。博多プライベート歯科ドクターの田中です。
白斑病変(ホワイトスポット病変)という歯の表面にできる
白っぽい斑点に関するお悩みをご相談いただくことがあります。
これは初期の虫歯や歯の表面のエナメル質形成不全によるもので、
ホワイトニングでは治すことが難しく、
逆にホワイトスポットを目立たせる結果となってしまうこともあります。
歯を削りセラミックを被せれば見た目の問題は解決しますが、
削らずに治療したいとご希望の患者様には適さない治療となってしまいます。
歯科医院で高濃度のフッ素を定期的に塗ることで、白く脱灰した部分が再石灰化をすることで、
周りの健全な歯のように、透明感を取り戻すことがあります。
しかしこれでは時間がかかり、完全に綺麗にできるといった保証もありません。
そんなホワイトスポットに対し、アルギニンとテオブロミンの2つの新規製剤による
再石灰化効果の比較論文が去年公開されています。
実験では、矯正治療のために抜歯した11 本の健康な小臼歯を使用し、
3つのグループに分けて溶液による 11 日間の再石灰化を比較しています。
結果的に、アルギニンとテオブロミンはエナメル質の微細硬度を高め、
再石灰化を促進することはわかりましたが、均一な表面の質感を作り出すわけではなく
長期的な有効性とエナメル質表面の一貫性への影響についてさらに研究する必要がある
と結論付けられました。
次回はホワイトスポット治療に用いられる低粘性レジン浸潤法についてご紹介いたします。
