24時間受付中
ご予約・ご相談
2024-11-20
こんにちは。博多プライベート歯科のドクター前田です。
歯周病が様々な疾患に悪影響であることが、最近では広く知られてきたように思います。
今回は女性に関心のあるかたが多いであろう「不妊」と歯周病菌の関係についての
研究結果が発表されていたので、ご紹介いたします。
山梨大学と手稲渓仁会病院(札幌市)の研究により、
難治性不妊症の反復着床不全で子宮内膜症を合併しているかたは
子宮内膜症がないかたに比べ、子宮内に歯周病菌が増殖していることがわかったそうです。
何度も胚移植を行っても着床しない「反復着床不全」は、原因が不明なケースが多く
不妊で悩む沢山のかたと医師にとって大きな問題でした。
研究では、反復着床不全の43人の患者を対象に、子宮内の細菌叢の解析を行い
子宮内膜症の既往がある12人と、そうでない31人の細菌叢を比較しました。
その結果、子宮内膜症の患者群は、より多くの種類の細菌が子宮内に住み着いていて
歯周病の原因菌であるディアリスター菌と、レンサ球菌が多く存在していることも分かりました。
今回の研究から、「歯周病だから反復着床不全になるのか」とまでははっきり分かっていませんが
現在流通している抗生物質や乳酸菌製剤で不妊が改善するのか、研究を進めていく方針なのだそう。
歯周病は早産の原因にもなると言われています。
歯並びが悪い状態は歯周病になりやすいため、妊孕性の観点からも歯並びを治療しておくことがおすすめです。