寒い時に歯がカチカチ鳴る現象とは
こんにちは!博多プライベート歯科です!
毎日寒くなりましたね。朝起きて布団から出るときや、お風呂に入る時がつらいですね…。 そんな特別に寒いときは勝手に体が震えたり、歯がカチカチと鳴ったりすることがありますよね🥶
生理現象なのでしょうがないのですが、寒くて手が震えるとスマホの操作や家の鍵を開けるといった手先を使う動作がうまくいかなかったり、歯がガチガチ鳴っているときはうまく喋りにくかったりと、正直ちょっと煩わしいですよね🤔
この煩わしいと感じてしまう震えが起こるのには、体にどういった作用があり何のために起こるのか、看護知識をまとめてあるサイトなどで調べてみましたよ。
シバリングといいます
体が震えたり顎がひとりでに震えて歯がカチカチと鳴ったりする現象のことを医療用語でシバリングといいます。
東北地方の方言で「とっても寒い」という意味の「しばれる」という言葉の現在進行系のようでちょっとおもしろい響きですが、もちろん日本語ではなくshiveringという英語だそうです🤣🤣
このシバリングは寒いときだけに起こる震えのことだけを言うのではなく、「骨格筋の不随意(自分の意志とは関係のない体の動き)で小刻みな収縮」と定義されており、非体温調節性シバリングと体温調節性シバリングの2つの種類があります。
非体温調節性シバリング
手術のための全身麻酔の効果が切れた後や、体の痛みなどによって筋肉が収縮と弛緩を繰り返して体が震えることを「非体温調節性シバリング」といいます。全身麻酔から覚醒した後に体がガタガタと震えることがありますが、このシバリングは交感神経が緊張することで合併症を起こしてしまうかもしれないので、予防が必要になります。
これは薬での治療が有効的です。
体温調節性シバリング
気温が低くて寒さを感じる時や、高熱で寒気を感じるときの震えが「体温調節性シバリング」ですね。
何らかの原因で体温が低下しているときに熱を産生させるため小刻みに筋肉を運動させ、下がってしまった体温を上げることができるそうです。
安静時に比べると、酸素の消費量は2倍ほどになり、熱の生産量はなんと6倍にもなるそうですよ😲
また、ストレスを感じたときには身を守るために体温が上がるようになっているのだそうです。緊張したときや恐怖を感じたときに体が震えるのは、そういったストレスから体を守るためということですね。
人間の体って本当にすごいですね。
ちなみに風邪やインフルエンザなどの病気で体が震えるほど発熱しているときは、無理に熱を下げようとしないほうがいいようです🤒
歯に影響は?
さて、寒いときに震えて上下の歯がカチカチとぶつかり合うことで歯に大きな影響があるかというと、直ちに大きな問題はないと言えるでしょう。
しかし、ガチガチと音が鳴るほど強く歯を鳴らしたり、震えを抑えようとぐっと強く食いしばったりしてしまうと、顔の筋肉や顎の関節に大きな負担を欠けることになり、顎関節症などの病気の原因になることもあります。
また、何度も歯同士が強くぶつかり合うことで、歯が欠けたりひびが入ったりすることもあります。歯が欠けて歯の中の神経がむき出しになってしまったりしたら…想像するだけでも、とっても痛そうですよね😨
ふざけて遊びのつもりでも、意味なく歯をガチガチと鳴らして噛むこと・強く食いしばることは絶対にやめましょう🙅♀️
特に子供は加減しないので、もしもお子さんが食いしばっていたり歯を鳴らしていたりしたら止めてあげてください😫
もし歯が欠けたら…おすすめの治療は「セラミック」
強い食いしばりや、噛み合わせで歯がかけてしまったときには金属やプラスチックよりも強度があり、割れたり変形したりしにくいセラミックで治療されることをおすすめします✨
丈夫なだけではなく見た目も美しいので、目立つ銀歯にお悩みの方にもおすすめの治療方法ですよ♪セラミックは透明感のある白さから変色しないので、プラスチックのようにすぐに黄ばんで劣化することもありません😁
お悩みをお持ちの方や、ご興味のある方はお気軽にご相談ください。
これからもっと寒くなってきそうです。寒気や悪寒を感じる方は、無理せずしっかり休んで病院にかかられてくださいね。
みなさま風邪などひかないようにご自愛くださいね😃
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