こんにちは。博多プライベート歯科のドクター田中です。
矯正装置の装着が笑顔への視覚的注意に及ぼす影響を調査した論文があります。
矯正治療では治療中の見た目の問題を気にされる患者様も多いので、
ご興味を持っていただけるのではないでしょうか。
矯正装置付きの笑顔を、矯正歯科医と比べて、一般の方がどう見ているのか調べるため
装置を装着していない状態・透明マウスピースを装着した状態・
セラミックブラケットを装着した状態・メタルブラケットを装着した状態の
女性モデル10名の正面からの笑顔の写真を撮影し、目、鼻、口の注目領域(AOI)を測定します。
43名の非歯科関係者の方と、42名の矯正歯科医の視覚的注意を調査したところ、
一般の方も歯科医師も、何も付けていない笑顔のときよりも、
セラミックブラケット・メタルブラケットを装着した状態の写真の口元を見る時間が
格段に長くなっていたそうです。
やはり、矯正装置が目立つと、どうしても口元に視線が集中してしまうということですね。
しかし、当院では見た目を気にせず、快適に矯正治療を受けていただけるよう、
目立たない装置もご提供しています。例えば、透明マウスピースやセラミックブラケットなど、
より自然に見える選択肢があります。
ただし、どの装置が最適かは、患者様の歯並びやお悩みによって異なります。
お一人おひとりに合った治療法をご提案いたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。