1.まずは丁寧なカウンセリングから
▲レントゲンを使ってカウンセリング中
▲レントゲンを使ってカウンセリング中
- インタビュアー山田（以下 山田）
- 今回は患者様に許可を得て、治療の様子をお伝えしていきます。先生、きれいな患者様ですが、どこが気になっていらっしゃるのでしょうか？
- 担当医 前田先生（以下 前田先生）
- 上の前歯2本の見た目が気になっているそうです。色も形もきれいにしたいとセラミックをご希望して当院にいらっしゃいました。
- 山田
- なるほど。カウンセリングではどのようなお話をされたのでしょうか？
- 前田先生
-
まず色だけが気になるのならホワイトニングという手段もあるとご提案しましたが、以前ホワイトニングで強い痛みを感じたことがあるのでもうしたくないということでした。
歯の形も整えたいということだったので、セラミックが向いているのだと判断しました。レントゲンを撮って、セラミックを入れるためには歯を削る必要があること・歯の神経を取る必要があることなどのデメリットや、金額などをお話しした上でご了承をいただいたので、まず歯の神経を取る治療から始めていくことが決定しました。
2.神経を取る治療
▲前歯の神経を取る治療の様子
▲前歯の神経を取る治療の様子
- 山田
-
キレイになるというメリットだけでなく、しっかりとデメリットや治療費も説明してもらえるなら安心ですね。
神経を取ると言うと、なんだかとても痛そうですね…？
- 前田先生
-
しっかりと麻酔を効かせてから行うので、治療中に痛むことはほぼありません。
神経をあらかた取ってしまった後、完全に神経を殺すための薬を歯に入れて仮歯を作ったら1回目の治療は終了です。
- 山田
- 仮歯があるなら削った後も見た目を気にしなくていいんですね。
- 前田先生
- 数日後、薬が効いて神経が完全に死んでしまったことを確認したら、セラミックの土台を作ります。この土台の形を整えたら、セラミッククラウンの型採りができます。
3.セラミッククラウンの型採り
▲治療に技工士が立ち会うことが可能です
▲治療に技工士が立ち会うことが可能です
- 山田
- いよいよ型採りですね。診療室に技工士さんがいますが、なぜでしょうか？
- 前田先生
- 型を採る際に歯の色や形を決めるのですが、これは患者様にどのようにしたいかのご希望を伺って決めていきます。このときに医師だけではなく、実際にセラミッククラウンを作成する歯科技工士が立ち会うことで、患者様のご希望を直感的に技工物に反映させることが可能になるんです。また、ご希望を叶えるためにどのように歯を削るべきかなども実際のお口の中を見て相談することもありますよ。
- 山田
- なるほど。院内に技工室があって、常に歯科技工士さんがいらっしゃる博多プライベート歯科ならではの強みですね。
4.セラミッククラウンの接着
▲出来上がったセラミックを調整・接着する様子
▲出来上がったセラミックを調整・接着する様子
- 山田
- こうやって細かな部分にもこだわって作られたセラミッククラウンだからこそ、多くの患者様に満足されているんですね。
- 前田先生
-
そうですね。患者様それぞれお悩みやご希望は違うので、ただ毎回同じように作ればいいというわけではありません。
せっかく来院していただいたからには、きれいになったと喜んでいただきたいですからね。
- 山田
- どんなに忙しかったとしても決して手を抜かない先生のお気持ちが伝わってきました！
セラミッククラウンは、接着剤で着けて治療終了ですか？
- 前田先生
- はい。噛み合わせの高さの調整などは行ってから接着しますが、もし帰宅された後でもなにか気になることがあればすぐに調整いたします。
治療完了！
施 術 名 │セラミック矯正治療
料 金 │１本32,000円～70,000円（治療費は材質や治療本数によって異なります）
考えられるリスク │治療後は正しく歯を磨く必要があります。清掃が不十分だと虫歯になったり歯周病を発症してしまいます。定期検診を受診してください。
- 山田
- ついに完了ですね！こうやって並べてみると、とってもきれいになりましたね！
- 前田先生
-
上の前歯2本を、天然歯と見分けがつかないよう自然できれいな色にしました。
気にされていたハの字型のようになっていた歯並びと歯の形も、同時に美しく揃えることができました。
- 山田
- 歯の色だけでなく歯並びや形も変えることができるというのがセラミックの最大の利点なんですね。
- 前田先生
-
そうなんです。矯正治療では歯の色は変えられないし、期間治療期間がかかってしまうのは困るという方や、ホワイトニングでは歯並びや歯の形までは変えられなくて嫌だと言う方にとてもおすすめの治療方法なんです。
歯のことで悩んでいる方は、一度ご相談に来られてくださいね。
