2023/06/20
こんにちは。博多プライベート歯科ドクターの前田です。
普段の舌の位置が大切で、歯並びにも強く影響するとご紹介いたしました。
舌を正しい位置に置いたとき、舌の先端が触れる箇所を
「スポットポジション」と呼びます。
上の前歯裏の、口蓋(上顎)の膨らみのすぐ後ろがスポットポジションです。
舌の先端はスポットポジションにあり、
舌全体は口蓋にピッタリとくっついているのが正しい状態です。
このスポットポジションは普段から意識することは難しいため、
癖をつけ、無意識に舌を正しい位置に置いておけるようになるためのトレーニングがあります。
1.アイスの棒や割り箸など、尖っていない木のスティックで
スポットポジションに触れ、5秒数えます。
2.スティックを離して同じ位置を舌先で触り、5秒数えます。
舌は丸めず、先を尖らせて行いましょう。
これを交互に5階繰り返すことで、体で覚えて
無意識下でも舌の位置を正すことができるようになります。
簡単なので、普段舌が上顎についていない方は
ぜひ挑戦してみてください。