担当医の前田和人です。
当院では、医療とはその時に出来る(最新ではなく)最前かつ最適の治療を提供することをモットーに予防と精密で安全な治療に取り組んでいます。
ゆえに、何がその患者さんの為に最善なのかを考えた結果、保険診療という国が定めた縛りの多い歯科医療ではなく、自由診療専門という形態をとらせていただいております。
現在の日本では、1時間の間に3~4人を診療する保険を使用した並列診療がメインとなっています。実際に時間のかかる治療でも、一人当たりにとれる時間は20分程度で、患者さんに何回も来院していただくことになります。また保険治療内では、患者さんの症状に最も適合する薬や材料が提供できない場合もあり、それが治療の低下へとつながってしまうのです。
先進諸国において、このような煩雑な治療は行われていませんし、お口の中で酸化して黒くなるような保険の銀歯なんて使用されていません。
自分が治療をしてもらうならば、と考えたら答えはひとつです。また治療の一部をアシスタントに任せたりせず、ドクターが責任をもって最初から最後まで行ってこそ、患者さんは安心し、信頼関係が築けるのではないかと思います。
それらの問題をクリアにするためにはじめたのが完全自由診療です。自由診療であれば、患者さん一人に長い時間をかけることができ、ドクターがすべてをみることが可能なのです。また保険という制約がないために最高の治療法を提供することができるのです。 歯というのは年をとってもずっと付き合っていくものです。自分の歯をきちんと残すためには、上物だけにお金をかけるのではなく、土台である根っこをきちんと治療することも重要です。私自身、大学時代に根管治療の大切さを教わり、治療をするときはまずスタートの時点で精密な検査をすることが大切だと知りました。ここをおろそかにして、根っこの治療を正統に行わないと、理由がわからないまま痛みの再発を繰り返す、体全体の健康に影響を及ぼすということが起きてしまいます。その結果インプラントをすることになると、年をとってからのメンテナスが非常に大変です。
できる限りインプラントを使用せずに、健康な歯を残す方法を皆さんと考えていければと思います。※2021年9月現在非常勤
博多プライベート歯科
担当医 前田和人